カメラ操作を矯正した話(後編)

ドラクエ10

さて、カメラ操作について前編はお読みいただけたでしょうか。まだお読みでない方は、是非前編をご覧なってから本日の記事をお読みください。

前回のあらすじ

コントローラでのカメラ視点に疑問を抱きながらプレイしていたてんてん氏。その氏が重い腰を上げて矯正に取り組んだのは、邪蒼鎧デルメゼ実装日の約1週間前であった。はたしてその結末はいかに。

まずは強ボスで練習

まずは、負けてもぐだっても痛みのない「強ボス」で練習。とにかく経験を積むしか無いということでバトルしまくろうと思った次第ですが、ここでもう挫けそうになりました。ほんっっとに動けない。右向け右もできず、押されている時に周囲を見渡すことも出来ない。特にひどいのが上下。下を向いてしまったら、もうそこから視線を外すことは不可能。
いやこの時点で私はもう、挫折していましたね。

時間がかかりそうだと感じた

やることは単純です。今まで操作してきた事と逆のことをするだけ。そう、それだけなのですが、脳が理解しないのです。といいますか、脳が理解して指先に命令指示を出すのですが、その指先は今までの経験に基づいて操作をしようとし、結果的に意図した動きになりません。こうなると脳も指先も混乱し、もうどうしようもない動きになります。

元の操作にも戻せない

ちょっとまだ時期尚早であったかと思い、やっぱり今のタイミングでの矯正はやめておいて、慣れ親しんだ元の操作に戻すかーと思い、設定を戻したのですが。。。もはや混乱状態にどっぷりハマっており、どうやってもカメラがうまく回せない状態になりました。今まで割と自分の思った通りにカメラは動かせていたので、元の自分にも簡単に戻れない状況に、とても焦りを感じました。

デルメゼ討伐に誘われる

そんな絶望の最中、以前ハイエンドバトルをご一緒したPTの方々にデルメゼ討伐PT(所謂固定PT)を組みませんかと誘っていただきました。これは非常に嬉しく、一言返事で「OK」と返事したのは言うまでもありません。ただ、この時点で私のカメラ視点矯達成率は20%くらいと、非常に低いものでした。

てんてん
てんてん

やるしかねぇ。。

エグいカメラワークでハイエンドバトルを行う

とにかくひどい動きを繰り返した日々でした。ご一緒してくれたPTの皆さんにはほんとに申し訳ない。意図した方向に動けないので、どうしてもモタモタ動くことになります。また、デルメゼ討伐においては最重要操作ともなるカメラワーク。これが出来ず、周囲を見渡すことが困難。結果、トーン玉(正式名称なんですかね)に被弾し、尻もちをつくというのを繰り返す。

討伐できたり出来なかったりという、ボスの強さにもよるところはありましたが、全滅の3-4割は私のカメラワークによるところもあったのではないかと、非常に反省しています。ですが、今思えばこの経験はとても生きています。自分がやろうと思ったことに無駄なことはない。そう実感させてくれるような期間でした。

スパルタ実践の結果

約3週間に及ぶデルメゼ討伐固定PTは、ふとしたキッカケで終わりを迎えます。ですがそれはまた別のお話。約3週間、ハイエンドバトルを繰り返した結果、実は驚くほど視点矯正が進んでいました。カメラワークはほぼ問題なし。「あ、逆だ」と思った瞬間には訂正の方向を即時に入力することが出来た。もう自信をもっていうことが出来ます。「僕はカメラ矯正できましたよ」と。

矯正にかかった日数

前述の通り、3週間矯正を続けた結果、矯正の80%は完了した感じですね。そこからもプレイは続けており、飛んで4ヶ月経過した今では、もう完璧にカメラ操作「一般的なノーマル」をマスターしています。

ですので、期間としては1ヶ月程度。毎日2,3時間を遊んでいけば、矯正は出来ます。ということを自身で証明しました。

感想

もうやりたくないですね。とにかく矯正初期はほんとにストレスだし、操作してても楽しくないし。だけど重い腰をあげて実施した結果、無事に「一般的なノーマル」の視点を動かせるようになりました。これで大体のゲームは視点設定をしなくても遊べるようになると思うと、とても清々しい気分です。

ドラクエ10から本格的に3Dゲームを始め方には、私と同じような方が多いように思います。もちろんドラクエ10のみを遊び続ける上では何の問題もありません。ですが、ドラクエ10以外にもたくさんの3Dゲームを楽しみたいと言う方には、エイ・ヤーと腰を上げて、カメラ操作を矯正することをオススメいたします。

次の懸念

PS5では「これが世界標準だから」ということで、決定ボタンが従来の○ボタンから×ボタンに変更されています。これがゲーム業界全体の話であれば受け入れるのですが、今まで○ボタン決定で育ってきたわけだし、PS5ではそうかもしれないけどNintendo Switchではやはりaボタンが決定だし。なのでここについては非常に迷っています。従来ゲームも並行して遊ぶ可能性のある今の状況では、それこそ時期尚早である気がしてなりません。

ここについては、そのうち国ごとのローカライズをしてくれるものだと期待して、当面は様子見です。

終わりに

ということで、前半・後半に分けてカメラ矯正のお話を書いてみました。気軽に勧められるモノではないですが、今後もいろんなゲームを操作していく上では、やっておいて損はないと思います。これから矯正されるぞという方、根気よくがんばってください。そして極上のゲームライフを手に入れましょう。

それでは今回はこのあたりで失礼します。
ありがとうございました。

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